ソファというのは1度買ってしまったら、そんなに替えられるものでもありませんので、長く使えるものを選ぶべきだと思っています。
私は若いころは、大きなソファのない暮しをしていました。
今の家に引っ越したときに、初めてフランス製の黒皮のソファを入れてずっとずっと使っていたのですが、大きな皮のクッションの中身が羽毛だったので、当時にしたら大変に新しいものだったに違いありません。
主人が選んで、運ばれてきたソファのこと、そんなに深く考えてみたこともありませんでした。
ところがこの2、3年前から、何度羽毛を足しても、皮を張りかえても、どうしても座り心地が悪くなってダメになってきました。
そこで急にソファを見に歩きまわって驚いたのは値段。
何しろ黒皮で、羽毛入りで、デザインにうるさい主人がうん・・・と言うもの、まるで車を買うのと同じようです。
やっとイタリア製のを見つけて、去年秋に購入することに決めました。
さて古い方のソファ、もう25年間もしっかり使ってきて、これをどかさないと次のが置けない。
当たり前のことですが、あまりの長い間の愛着が何とも言えない古いソファへの思いに連なって、可哀そうでなりません。
とうとうどこにも嫁に出さないことにして、ガラスのテラスに置くことになりました。
それではこの古いソファを、もう一度生き返らせてあげようと、すてきなクッションをおいたり、だんだんと陽が強くなるころには、ホワイトキルトの大きいものをかけて、白いソファのようにしたり、急にメキシカンのカラフルな色の布をすっぽりとかけて、テラスをカントリースタイルにしたり・・・
なかなか面白い遊びをして楽しんでいます。